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地震の恐怖
書名:「平井憲夫さんのお話-原発がどんなものか知ってほしい-」
編集:PKO法「雑則」を広める会
印刷:1999年11月7日
形態:A5(小冊子)
全53頁



2005年12月、チェチェンにおいてチェルノブイリでの事故(1986.4.26)の約半分もの放射能が漏れる事故があった。それを聞いてこの本の巻頭の言葉が思い起こされた。

「チェルノブイリ日本は世界のたった0.1%の面積の国。世界の10%の地震が起こり、世界の10%の原発がある。今地震の活動期、原発震災を未然に防ぎたい。」

ほぼ毎日日本のどこかで震度3以上の地震が起こっている。大きな地震に耐えられない日本の原発、それが起きたら最後、日本は一瞬にして人の住めない国になる。また、今現在そこから日々出している放射能は周辺住人に明らかな異変をもたらしている。今問題のプルサーマル計画は、今まで以上に稼働資金がかかる上に、それによって出来た高レベル核廃棄物は、完全に放射能が消えるまで管理し続けなければならないが、その中には一万年以上放射能が残存するものもある。天皇が2600年間、イエス・キリスト、ソクラテスが2000年強、日本は一万年間の管理など果たせるのだろうか。

放射能というものは少しでも浴びると確実に体への害になる。ある数値以下なら全く大丈夫というものではない。また放射線は分厚い壁を意図も簡単にすり抜け、放射性物質と化した物体を吸い込んだり生活空間に置いておくだけで被爆し続ける。目に見えないものの恐怖ほど恐ろしいものはない。フランスのある地域や、アメリカの広島原爆を作った工場のある地域のように、周辺住民にガン患者・白血病患者が今も増え続けているところがある。三日前、約一年に渡って行われてきたウラン試験が終了した。そしてついにプルサーマル計画が始動する。青森県六ヶ所村の空に海に放射能を出し続ける施設が今年運転を開始する予定だ。

・この本の内容が公開されているサイト → 「原発震災を防ごう!」

・浜岡原発の危険性を指摘しているサイト → 「ストップ浜岡原発」

・日々の地震情報サイト → 「tenki.jp(地震情報)」

・日々の原子力関係情報サイト → 「原子力資料情報室」


■以下、専門知識なく読める原発の実態関係オススメの本

「恐怖の臨界事故」原子力資料情報室・編
1999年12月20日発行/全63頁
出版:岩波書店・岩波ブックレットNO.496

「プルサーマル-暴走するプルトニウム政策」原子力資料情報室
1998年8月1日発行/全68頁
出版:原子力資料情報室

「原発と地球環境」原子力資料情報室
1999年3月31日発行/全61頁
出版:原子力資料情報室

「西尾漠が語る-放射性廃棄物のすべて」原子力資料情報室
2002年3月28日発行/全72頁
出版:原子力資料情報室

「柏崎刈羽原子力発電所-誕生物語百話」長野茂・著
1995年11月24日発行/全269頁
出版:株式会社フジショウ

「原子力発電所で働く人々」近藤駿介・編著
1998年12月25日発行/全221頁
出版:ERC出版

「わかりやすい原子力発電の基礎知識」榎本聰明・著
1996年3月30日発行/全188頁
出版:株式会社オーム社

「Q&Aプルトニウム」日本科学者会議 原子力問題研究委員会・編
1994年8月25日発行/全110頁
出版:リベルタ出版
# by other-post | 2006-01-25 16:17 | 雑記
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